10歳頃までは仕上げみがきが必要です。
仕上げみがきはいつまで、と年齢で区切ることは難しいですが、おおむね小学校3~4年生くらい(乳歯の奥に生える「6歳臼歯」が生えそろい、前歯上下4本が永久歯に生えかわったあと)がめやすです。小学校に上がると、子どもひとりで歯をみがく機会が多くなりますが、まだすべての汚れを落とせるようにはなりません。自分で磨けるように促しながらも、親の目によるチェックが必要です。
3歳後半というと、まだ歯ブラシを上手に使えず、苦手意識のある子も多いでしょう。いまは仕上げみがき中心で構いません。歯みがきの習慣づけができているようなら、「上の歯みがいて~、はい、次は下の歯ね」など、声かけをしながら「みがき方」を覚えられるようにフォローしてみてください。