いろいろな食材を食べられると子どもの体験の幅が広がります。
菜の花やモロヘイヤからでないととれない栄養があるわけではないので、人参やトマト、もやしが中心でも問題はありませんが、いろいろな食材を食べられることは子どもの体験の幅を広げます。
家族でいっしょに食べてみたり、量を加減してあげるなどして経験させてあげられるといいですね。
人間はいろいろな食材を食べる生き物です。初めて食べるものについては「食べても大丈夫なのか」、「毒性はないのか」と警戒し、確認して、安全なものを選んで食べてきたという歴史があります。
子どもは生まれて初めての食材がたくさんあるので、最初は警戒して、「食べたことがないから嫌い」という「食わず嫌い」があります。当然のことです。
新しい食材も、一度食べなかったからと出すのをやめずに、登場回数を増やしてみると、意外と食べることもあります。
食べるときに家族やきょうだい、または保育園や幼稚園の先生や友達などがおいしいといいながら食べているのを見ると、自分も食べてみようかなという気持ちになりやすいものです。
初めてのものや嫌がっていたものを少しでも食べられたら、ほめてあげてください。