まわりと比べる前に、成長曲線を見てみましょう。
生まれてから今までの身長・体重の成長を、母子手帳にある成長曲線のグラフに書き込んでみましょう。曲線に沿って伸びていれば、少食で小さいと感じていても心配せず、このまま成長を見守ってあげて。一人ひとり、体格も成長のペースも違って当然です。
たしかに、たんぱく質は筋肉・皮膚・髪の毛などを構成したり、酵素やホルモン、免疫などの材料になる大切な栄養素です。しかし人間が健康に生きていくには、ほかにもたくさんの栄養素が必要ですし、すべての栄養素をちょうどよく含んでいる食品はないので、いろいろな食品を食べなければいけません。
ですから、少食でからだが小さいからといって、たんぱく質を多く含む食品だけを多くする必要はありませんよ。