1.離乳食を始めるサインは?

1首がすわり寝返りができる

縦抱っこするときに首に手を添えなくても、自分で頭を支えられるようなら大丈夫です。

首がすわり寝返りができる

2支えるとお座りできる

支えてあげるとお座りができれば、上半身がしっかりしてきた証拠です。

支えるとお座りできる

3食べ物に興味が出る

おとなが食べている口元を見つめたり、自分も口を動かす、よだれをたらすなどがサインです。

食べ物に興味が出る

4スプーンを嫌がらない

下唇にスプーンの先を軽くのせていやがるうちはまだ準備ができていないかも。

スプーンを嫌がらない

2.離乳食初期はどんな食材をあげる?

種類・献立例・めやす量

炭水化物
ビタミン・ミネラル類
タンパク質

始めて2週間を過ぎたら、順調そうなら食べるだけあげてOKですが、食後に母乳、ミルクが飲めるくらいまでに。
※ビタミン・ミネラル類、たんぱく質は加熱調理前の量を記載しています。加熱してすりつぶし、水分でのばしてあげましょう。

種類・やわらかさ・めやす量

始めてすぐの頃と1カ月経った頃

・最初は1日1回、離乳食用のスプーン1さじから。
・うんちの状態が変わらず元気なら、すりつぶした野菜や豆腐、白身魚、卵黄なども。
・新しい食材は1日1種類まで。

授乳・ミルク、離乳食の円グラフ

・この時期は母乳・ミルクからほとんどの栄養を取ります。
・離乳食開始前と同様に、母乳・ミルクは授乳のリズムに沿って、欲しがるだけあげましょう。

3.離乳食初期はどうやって食べさせればいい?

下唇の上にスプーンを置き、口が閉じるまで待つ

下唇の上にスプーンを置き、口が閉じるまで待つ

・食べ物をのせたスプーンを下唇の上にそっとおき、上唇で取り込んだらスプーンを引き抜きます。
・ひざに抱っこして、赤ちゃんの姿勢を後ろに少し傾けると食べさせやすいです。

1日のおおまかなスケジュール

はじめてすぐの頃

初めてすぐの頃のスケジュール

1カ月ほど経った頃

1か月ほど経ってからのスケジュール

・離乳食は、午前の授乳タイムに組み込みましょう。午後でもかまいませんが、早めの時間にしておくと、気になる様子が出たときに病院などに相談できるので安心です。
・できるだけ毎日決まった時間帯に食べさせましょう。
・上の図の時刻はあくまでめやすです。3~4時間おきの授乳・ミルクを時刻で表現しています。

4.離乳食初期、食材はどうやって増やしていく?

・まずはすりつぶした10倍がゆを1日1回1さじから。慣れたら少しずつ量を増やします。
・うんちの状態が変わらず元気なら、すりつぶした野菜や豆腐、白身魚、卵黄なども。新しい食材は1日1種類まで。1さじから試していきます。
・慣れてきたら午前と午後の1日2回に進めても。ポタージュ状のペーストから、ぽってりとしたヨーグルト状へと水分量を減らしていきます。

1カ月のざっくりスケジュール

おかゆをひとさじずつ増やしていく
おかゆ+野菜をひとさじずつ増やしていく
おかゆ+野菜にタンパク質をひとさじずつ増やしていく

離乳食初期から使える便利な「おためし」セットも

食材をとろとろに裏ごしたり、やわらかくするのが大変、自信がない…という時は、離乳食専用食品を参考に利用してみて。
パルシステムでは、離乳食初期から使える便利な冷凍食品をご用意しています。

yumyum産直うらごしコーンを使ったレシピ

北海道産の産直とうもろこしをなめらかにうらごしした冷凍キューブ「yumyum産直うらごしコーン」は5カ月頃から与えてOK。

yumyum産直小麦のやわらかうどんを使ったレシピ

北海道産の小麦を使用した「yumyum産直小麦のやわらかうどん」は、食塩不使用で離乳食にぴったり。6カ月頃から食べられます。