
離乳食のすすめ方 5、6カ月頃(初期・ゴックン期)
初めての離乳食は不安や疑問がいっぱいですね。ここでは食材の種類ややわらかさ、与える頻度など、離乳食の始め方をまとめてお伝えします。進み具合は成長や体調によって個人差があるので、あせらずゆっくり進めましょう!
目次
1.離乳食を始めるサインは?
1首がすわり寝返りができる
縦抱っこするときに首に手を添えなくても、自分で頭を支えられるようなら大丈夫です。

2支えるとお座りできる
支えてあげるとお座りができれば、上半身がしっかりしてきた証拠です。

3食べ物に興味が出る
おとなが食べている口元を見つめたり、自分も口を動かす、よだれをたらすなどがサインです。

4スプーンを嫌がらない
下唇にスプーンの先を軽くのせていやがるうちはまだ準備ができていないかも。

2.離乳食初期はどんな食材をあげる?
種類・献立例・めやす量



始めて2週間を過ぎたら、順調そうなら食べるだけあげてOKですが、食後に母乳、ミルクが飲めるくらいまでに。
※ビタミン・ミネラル類、たんぱく質は加熱調理前の量を記載しています。加熱してすりつぶし、水分でのばしてあげましょう。
種類・やわらかさ・めやす量

・最初は1日1回、離乳食用のスプーン1さじから。
・うんちの状態が変わらず元気なら、すりつぶした野菜や豆腐、白身魚、卵黄なども。
・新しい食材は1日1種類まで。

・この時期は母乳・ミルクからほとんどの栄養を取ります。
・離乳食開始前と同様に、母乳・ミルクは授乳のリズムに沿って、欲しがるだけあげましょう。
3.離乳食初期はどうやって食べさせればいい?
下唇の上にスプーンを置き、口が閉じるまで待つ

・食べ物をのせたスプーンを下唇の上にそっとおき、上唇で取り込んだらスプーンを引き抜きます。
・ひざに抱っこして、赤ちゃんの姿勢を後ろに少し傾けると食べさせやすいです。
1日のおおまかなスケジュール
はじめてすぐの頃

1カ月ほど経った頃

・離乳食は、午前の授乳タイムに組み込みましょう。午後でもかまいませんが、早めの時間にしておくと、気になる様子が出たときに病院などに相談できるので安心です。
・できるだけ毎日決まった時間帯に食べさせましょう。
・上の図の時刻はあくまでめやすです。3~4時間おきの授乳・ミルクを時刻で表現しています。
4.離乳食初期、食材はどうやって増やしていく?
・まずはすりつぶした10倍がゆを1日1回1さじから。慣れたら少しずつ量を増やします。
・うんちの状態が変わらず元気なら、すりつぶした野菜や豆腐、白身魚、卵黄なども。新しい食材は1日1種類まで。1さじから試していきます。
・慣れてきたら午前と午後の1日2回に進めても。ポタージュ状のペーストから、ぽってりとしたヨーグルト状へと水分量を減らしていきます。
1カ月のざっくりスケジュール



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