豆腐や白身魚と同じ時期に「卵黄」から始めましょう。
卵はアレルギーをもつ赤ちゃんが多い食材なので、気をつかいますね。
以前は、豆腐、白身魚などのたんぱく質に慣れた離乳中期の7~8カ月頃から試すようにと言われていました。しかし厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)」では、アレルギーの原因となる食材を食べさせる時期を遅くしても、アレルギー予防効果があるという科学的根拠はないので、現在は豆腐や白身魚を試すのと同じ、離乳初期の5~6カ月頃から、かたゆでの卵黄を試していくとよいとされています。
卵は加熱するとアレルギーを起こす力が弱くなるのと、卵白でアレルギーを起こすことが多いので、沸騰してから20分間ゆでた、かたゆで卵の卵黄から試しましょう。