だし

調理のポイント

離乳食には、濃い味の調味料を使えません。そこで活躍するのが「だし」。煮汁にしたり、あえ物に使ったり、おかゆなどをぽってりと飲み込みやすくするのにも重宝します。だしは鍋でとるのがおすすめですが、急ぐときは素材と水を耐熱容器に入れて、電子レンジで加熱しても。初めて使うときは、少量からまたは薄めて使いましょう。

昆布だし 植物性のだしなので、5、6カ月頃から使えます。植物性の昆布だしはやわらかな風味なので、和風だけでなく洋風や中華風の離乳食にも味のベースとしても重宝します。

昆布だしには、ヨウ素が多く含まれています。もし毎日食べさせる場合は、日常的にヨウ素の過剰摂取にならないように、薄めて少量にしましょう。水出しなら4倍、煮出しなら8倍程度に薄め、1日に大さじ1杯程度が目安です。時々食べさせる場合は、過剰に心配する必要はありません。


かつおだし 動物性のだしなので、7、8カ月頃から使えます。みそ汁や煮物などの定番料理に使いやすいだしです。

煮干しだし 動物性のだしなので、7、8カ月頃からみそ汁や煮物のだしに使えます。煮干しの粉が気になるときは、ペーパータオルなどでこすといいでしょう。

とっただしは製氷皿に入れて氷にし、チャック付き袋などにいれておけば、冷凍保存も可能。1週間を目安に使いきりましょう。

月齢ごとの与え方

5、6カ月頃

7、8カ月頃

9~11カ月頃